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ふらつき、めまい・しびれ、神経症状

当院では、ふらつきやめまい、手足のしびれといった日常生活で不安を感じやすい症状に対して、脳と神経の両面から丁寧な診察を行っています。こうした症状は、単なる疲れや加齢によるものだけでなく、背景に重大な脳の病気や神経の不調が隠れていることも少なくありません。私たちは、日本神経学会 脳神経内科専門医として、患者さんが感じている違和感の正体を突き止め、納得していただける説明を行うことを大切にしています。地域の皆さんが安心して毎日を過ごせるようサポートいたします。どこに相談すればよいか迷うような小さなお悩みも、どうぞお気軽にお聞かせください。

ふらつき、めまい・しびれで診る主な症状

一口にふらつきやしびれと言っても、その感じ方は患者さんによって千差万別です。診断の第一歩は、その症状がいつ、どのように、どのくらいの時間続いているのかを詳しく知ることから始まります。

めまいやふらつきの感じ方

めまいは大きく分けると、自分や周囲が回っているように感じるものと、雲の上を歩いているように体がふわふわ浮いているように感じるものがあります。

  • 回転性めまい・・自分や景色がぐるぐると回る感覚で、吐き気を伴うことがあります。
  • 浮動性めまい・・体がふわふわと浮いたような感じがしたり、足元がしっかりしない感覚になったりします。
  • 立ちくらみ・・急に立ち上がった時に目の前が暗くなる、あるいは気が遠くなるような感覚です。

しびれや感覚の異常

しびれは、感覚が鈍くなるタイプと、何もしなくてもジンジン・ピリピリと痛みを伴うタイプがあります。部位も、指先だけの場合から片半身全体に及ぶものまで様々です。

  • 感覚低下・・触られた感覚が鈍い、あるいは手袋をはめているような違和感があります。
  • 異常感覚・・針で刺されたようなチクチク感や、電気が走るようなビリビリとした刺激を感じます。
  • 運動麻痺・・しびれと同時に、手に持ったものを落とす、足がもつれて歩きにくいといった、力が入らない症状が出ます。

しびれの原因については、脳に関連するものや末梢神経に関連するものなど多岐にわたります。詳細は「脳卒中予防、MRI検査を含めた脳・神経疾患の評価」のページも併せてご覧ください。

ふらつきやしびれを引き起こす原因

これらの症状が現れる原因は、脳、脊髄、末梢神経、そして筋肉や内耳など、多層的なネットワークのどこかに不具合が生じているためです。

脳に原因がある場合

脳幹や小脳といった、体のバランスを司る部位に障害が起きると、強いめまいやふらつきが生じます。急激に症状が出た場合は、脳の血管が詰まったり破れたりしている可能性があるため、迅速な判断が求められます。

末梢神経や脊髄に原因がある場合

手足の先に伸びている末梢神経が圧迫されたり、炎症を起こしたりすると、しびれや痛みが出現します。また、背骨の中を通る脊髄に問題がある場合、両手足にしびれが出ることもあります。

全身疾患や生活習慣病による影響

高血圧や糖尿病といった生活習慣病は、血管に負担をかけ、結果として神経への血流を悪化させたり、神経そのものを傷つけたりします。これが慢性的なしびれやふらつきの原因となりやすい要素となります。

生活習慣病管理の詳細については「高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病」のページを参照してください。

脳神経内科で診る主な病気

私たちは脳神経内科の専門的な視点から、以下のような病気の可能性を念頭に置いて診察を行います。

脳血管障害(脳梗塞・脳出血)

突然の激しいめまい、片側のしびれ、言葉の出にくさなどが特徴です。一刻を争う状態であることも多いため、症状が出た時の状況を詳しく確認します。

神経変性疾患

脳の神経細胞が徐々に減っていくことで、動きにくさやふらつきが出る病気です。手が震えたり、歩きにくくなったりする症状が徐々に進行します。

  • パーキンソン病・・体が動きにくい、ふるえが出る、転びやすいといった特徴があります。
  • 脊髄小脳変性症・・お酒を飲んでいないのに千鳥足のようになったり、呂律が回らなくなったりします。

手のふるえでお悩みの方は「ふるえ」のページ「パーキンソン病」のページもご確認ください。

末梢神経障害(ポリニューロパチー)

糖尿病の合併症や栄養不足、免疫の異常などによって、全身の末梢神経が障害される状態です。足の裏の違和感や、ジンジンするしびれが左右対称に現れることが多いです。

当院における検査と診断のアプローチ

症状の原因を特定するためには、問診に加え、精密な画像検査と専門医による神経学的診察が不可欠です。当院では以下の方法で多角的に評価します。

1.5T MRIによる画像診断

脳や脊髄の微細な変化を捉えるため、1.5T MRIを活用しています。脳梗塞の有無、脳腫瘍、脳血管の狭窄などを詳細に確認し、症状の根源がどこにあるのかを判断します。

神経学的診察

腱反射の確認、感覚の広がり、筋力のチェック、そして歩行の様子などを詳しく観察します。機械による検査だけでなく、医師が直接体に触れて確認する診察は、脳神経内科において最も重要なプロセスの一つです。

血液検査

炎症の有無、ビタミン欠乏、糖尿病の状況、自己免疫疾患の可能性などを調べます。しびれの原因が内科的な疾患にあることも多いため、総合的に判断します。

具体的な治療法について

診断がついた後は、それぞれの病態に適した治療計画を立てます。当院では、お薬による治療を中心に、生活指導も含めた包括的なケアを行います。

薬物療法

しびれを和らげる神経修復を助ける薬や、めまいを抑える薬、血流を改善する薬などを処方します。神経変性疾患の場合は、不足している神経伝達物質を補う専門的なお薬を使用します。

生活習慣の改善と指導

高血圧や糖尿病が背景にある場合は、食事や運動の指導を通じて根本的な原因となりやすい要素をコントロールします。これにより、症状の悪化を防ぎ、再発予防に繋げます。

専門医療機関との連携

手術が必要な脳外科的疾患や、重症度の高い急性期疾患と判断した場合は、速やかに適切な高次医療機関へ紹介いたします。地域医療の窓口として、最適な医療を受けられる体制を整えています。

ふらつき、めまい・しびれについてのよくある質問

Q1. 突然めまいがしたのですが、すぐに受診すべきですか?

A1. めまいに加えて、激しい頭痛、意識の遠のき、言葉の喋りにくさ、手足の明らかな力が入らないといった症状がある場合は、すぐに受診が必要です。これらは脳血管障害のサインである可能性があるからです。

Q2. ずっと手がしびれているのですが、年のせいでしょうか?

A2. 年のせいと片付けてしまうのは危険です。首の骨の問題や、末梢神経の障害、あるいは小さな脳梗塞が隠れていることもあります。一度MRI検査を含めた精密なチェックを受けることをお勧めします。

Q3. MRI検査は予約なしでも受けられますか?

A3. 原則として予約制となりますが、緊急性が高いと判断される場合は柔軟に対応いたします。まずは当院にお電話で状況をお知らせください。

Q4. ふらつきがあるのですが、どの科に行けばいいかわかりません?

A4. めまいやふらつきは、耳、脳、あるいは血圧など様々な原因が考えられます。当院は脳神経内科として、特に脳や神経が原因のふらつきを専門的に診ておりますので、まずはご相談ください。

当院のふらつき、めまい・しびれ診療について

私たちは、日本神経学会 脳神経内科専門医および日本認知症学会 認知症専門医として、患者さんの小さな不調を丁寧に見逃さない診療を心がけております。ふらつきやしびれといった症状は、ご本人にとって非常に不快で不安なものですが、周囲からは理解されにくいこともあります。当院では、そうした患者さんの不安に寄り添い、充実の医療設備を用いて納得のいく診断を導き出します。青森市緑の地域に根ざし、これまで培われてきた医療を承継しながら、新しい技術も取り入れた丁寧な説明を行っています。駐車場も35台完備しており、お車でも安心してお越しいただけます。どこに相談してよいかわからないその症状、私たちが一緒に考え、健やかな毎日を取り戻すお手伝いをいたします。

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